この程、標記の共著が発刊された。

発行:現代人文社(GENJIN刑事弁護シリーズ16)

編:日本弁護士連合会刑事弁護センター

日弁連で全国単位会の責任能力弁護研修を引き受けている面々が企画し分担執筆したものであるから、この分野では現状の到達点を示す書籍と言って差し支えないだろう。私は「第6章 私的鑑定の活用」を執筆したが、かねてからの実践と研究を簡潔に整理したものなので、是非、御参照頂きたい。このような私的鑑定の担い手の先生方に寄稿頂いた部分もあり、参照価値は高いと思う。

なお、裁判員裁判で特筆すべき裁判例を事例に基づき分析・紹介する第2弾も発刊準備が進行中のようである(一応分担執筆予定)。

(金岡)