これまで確定記録の閲覧時のマスキングは「黒」だと思っていたが、先日、閲覧すると、マスキング部分が「白」だった。
「白」だと、マスキングされたのか、もともと記載がないのか、判別しづらく、もやもやした感じが残る。

また、「まるごと閲覧対象から除外する」書証がしれっと抜かれているのも困ったもので、おまけに最初は何故か証拠カードまで外されていたので、除外されたのかそうでないのかも分からなくなる始末。
(最後が甲30号証だとして、甲31号証が抜かれたのかないのか、分からない。また、番号が飛んでいても、不同意で飛んだのかどうか、やはり分からない。)

確定記録の閲覧は権利であり、従って、部分的に不許可にするなら不許可部分を明確に特定する必要があると思うのだが、なんともぬるい運用である。
気付いた人が、なあなあにせず、きちんと食らいついて然るべきなのだろう。

(弁護士 金岡)