愛知刑事弁護塾を立ち上げてから丁度、一年が経過した。
生来組織というものが肌に合わないため、どうなるやらとも思っていたが、幸いにして一年、持続的な活動が出来た。

外部講師としては、弁護士の他、刑法研究者、精神科医などをお招きし、内部においても、実際の弁護活動への助言、相互批判を伴う実演型の研修等々。
勿論、試行錯誤の一年であり、改めるべき点や物足りない点もあろうが、まずは及第点と言うところかと思われる。

来年の企画も多様に提案され、更に実践的な場を提供できそうだ。
有事に共同受任したいと思える実力を備えた弁護士が育つことが、全体を向上させる。引き続き力を注ぎたい。

(弁護士 金岡)