弁護士コラム

弁護士コラム カテゴリー:刑事弁護

警察組織が量刑に介入

毎日新聞の本年12月28日付け報道によると、愛知県は侵入盗の件数において群を抜いており、それを受けて「県警は今春、名古屋地検や名古屋地裁に対し、侵入盗で起訴された被告への求刑や判決の量刑を重くするよう要請した。初犯でも執[…]

親族と接見禁止(その1) 

今年もまた、沢山の冤罪が生まれた。 といっても、本稿は、「親族と接見禁止」について述べるものである。結論として、過剰に、親族とすら面会を禁じる裁判所の判断が横行し、およそ荒唐無稽と感じる域に達している。過剰な面会禁止も、[…]

慌ただしい捜査弁護

どの事件も、速やかに動くのが望ましい、と一般には言えるだろう。相対的には、捜査弁護などは、まずは速やかに動くのが生命線と言って過言ではあるまい。 先だって、福岡県の研修で、1日半で勾留却下まで漕ぎ着けた案件を紹介したとこ[…]

名古屋高裁における逆転無罪数「0」~そして雑感

孫引きになるが、某雑誌の指摘によると、2013年から2015年にかけての高裁逆転無罪は、総数43件であり、うち名古屋高裁は0件、ということである。実に実感にあう数字と言わなければならない。 昨年末来、高裁案件が急増した。[…]

刑事弁護と真実義務と懲戒(その二・完)

もし、本件懲戒事例で、弁護人が積極的に「単独犯」であるとの虚偽事実を展開したのであれば、(依頼元や)依頼者の意向がどうあれ、消極的真実義務に反したという誹りは免れまい。とはいえ、依頼者の意向が単独犯を主張するところにあっ[…]

刑事弁護と真実義務と懲戒(その一)

最近、知人から教えられた、埼玉の懲戒事例は、報道によると次のようなものである(12月08日付け東京新聞ウェブサイトより引用)。 「弁護士会によると、この事件は二人の男による共犯だったが、一人が先に傷害容疑で逮捕された。そ[…]

平成28年~平成29年の冬の研修

平成28年12月 福岡(捜査弁護) 平成29年1月  刑弁フォーラム(デジタルフォレンジック企業の御伴) 平成29年1月  愛知(捜査弁護) 平成29年2月  佐賀(整理手続+反対尋問) 刑弁センターを飛び出した余波で、[…]

国選と私選(その2・完)

  さて、(その1)のとおり、今や国選をや「れ」ないが、法テラスが立ち上がるまでは大いに国選弁護を受任していた(ついでに言えば、今でも医療観察法の国選付添は法テラスと契約しなくてもできるので、断らないようにして[…]

唖然とした心外な出来事「そして国賠へ」

接見禁止中のAさんに、弁護士費用の取り立ての用事があり、面会しようと考えた。Aさんが逮捕される前に頼まれた仕事に関する、弁護士費用の支払いが滞っているからである。 弁護士と言えども、「弁護人(+なろうとする者)」での面会[…]

刑事弁護と適正価格

刑事弁護専門を標榜する某事務所に依頼したところ、預かり金を含め200万円を請求された、という依頼者の相談を受けたことがある。 その事案は、結局、逮捕後に私が受任し、着手金20万、関連事件の再逮捕+10万、罪体には争いがな[…]

国選と私選(その一)

私は国選事件をやらない。やらないというよりはやれない。 や「れ」ない理由は、法テラスと契約したくないから。それに尽きる。 法テラスの約款は、国選弁護に要する実費に関し、特定の類型にのみ上限3万円で支出を認め、その余は自己[…]

保釈裁判の現状を考える(その二・完)

前回「その一」で、認容決定の現実的危険論を批判した。 「かもしれない」の「三乗」を現実的危険と表現すべきとは、到底考えられないからである。「かもしれない」を重ね掛けしなければ説明できない出来事は、現実的にはそうそう、ない[…]

保釈裁判の現状を考える(その一)

本日、保釈却下に対する準抗告認容決定を得た(景山太郎裁判長、引馬裁判官、那智裁判官からなる合議体)。 10月7日に起訴→同日保釈請求・却下→8日に準抗告・棄却→特別抗告棄却→21日に証拠開示を受けて公訴事実に対する意見+[…]

逆転有罪・・

本欄、平成27年11月11日で報告した無罪事件の検察控訴事案は、あえなく破棄・有罪判決となった(平成28年10月17日、名古屋高裁刑事第2部、村山浩昭裁判長)。この裁判長下でも着任後の1年半で無罪維持が1件(は)あること[…]

身体拘束下の被告人、弁護人の隣に座る@名古屋高裁

本日の名古屋高裁、大法廷での検察側証人尋問が実施されたが、実施に先立ち被告人を弁護人の隣に着席させるよう申し入れ、すんなりと認められた(山口裕之裁判長)。裁判員裁判ではすっかり定着した、この光景、実は裁判員裁判以外では極[…]

接見禁止と「宅急便?」「床屋?」・・「本!」

勾留されている被疑者被告人が、外部との交通を利用して罪証隠滅(や逃亡・・これは滅多に観念できない)に及ぶと疑うに足りる相当の理由がある場合、裁判所は、弁護人以外との面会・手紙の遣り取り等を禁じることができる(厳密に書けば[…]

多忙と初動

9月の予定をみると、少々、度を過ぎて出張が多い。 新城・和歌山・浜松と3日連続 三重・盛岡・浜松と3日連続 そのほかにも、某関東圏の刑務所、岐阜など・・ 相対的に見ると、刑事事件は初動が重要な分野と言って差し支えないだろ[…]

治療的処遇の選択~とある検察官の好判断について

食料品の万引き前科(のみ)多数、仮釈放中に再犯、出所して再犯、と聞くと、何か病的なことを疑って損はない。もし治療対象であれば、刑事裁判で服役必至を選択するより、治療し、再犯に及ばなくする試みが理に適っている。 「お店に向[…]

刑事弁護リーダーズネットワーク

先日、「刑事弁護リーダーズネットワーク」への掲載のお誘いを頂いた。 https://www.keijibengoleaders.net/ 運営している弁護士や掲載弁護士を選定する「選定委員会」の顔触れは、全国単位で名の知[…]

刑事裁判の管轄移転請求(最二小平成28年8月1日決定)

刑事訴訟法にも管轄移転請求の制度があるが、その裁判所では冷静・公正な審理が期待できないことを理由として管轄移転請求されることは、数自体、数えるほどしかなく、認容事例など無いだろうと思われる。 米国では、オクラホマビル爆破[…]

ページトップ
弁護士法人 金岡法律事務所
住所 愛知県名古屋市中区丸の内2丁目17-12丸の内エステートビル702

TEL 052-231-9099(平日9:10~17:00)

FAX 052-231-9100

Copyright© 2016 金岡法律事務所 All Rights Reserved.