弁護士コラム

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またも拘置所と一触即発

つい昨日のこと。 その日届いた謄写記録を持参して依頼者の接見に行き、いつもどおりに「今からの接見で使うので持参させて下さい」と告げると・・「翌日が期日で無い限り前日に差し入れたものでなければ対応できません」と。今日の今日[…]

季刊刑事弁護に寄稿

季刊刑事弁護通巻91号に、身体拘束されている被告人が(接見室以外で)証拠物を閲覧した経験談をまとめた論考を寄稿した。本欄「 身体拘束された被告人の証拠物閲覧」で紹介した経験談に、法的な考察を加えたものである。 同誌に寄稿[…]

刑事訴訟法の基本問題(と裁判官)

(問題) 警察官甲は、警察官乙と丙が巻き尺を用いて測定した、物体A~Hのそれぞれの長さが読み上げられる都度、これをメモし、捜査報告書にまとめた。警察官甲は、A~Hの長さが測定される際、巻き尺をのぞき込むこともあったが、の[…]

自衛隊「加憲」について思うこと

加憲と言おうとなんだろうと、憲法を変えることには違いない、法学的ではないまやかしめいた言葉ではある。 それはともかく、9条に自衛隊の存在を書き加えて違憲論に終止符を打つというお題目である。自衛隊という言葉を憲法に書き加え[…]

初動

本欄本年6月3日付けで「『3桁万円持って来い』から始まる事務所に電話してしまったものの、高額故に依頼できず、ネット検索で当事務所に辿り着いたという。予定を差し替えて3時間ほど確保し、まずは主導的に進められる見通しが付いた[…]

ある裁判官面談

釈放を求める裁判の時、しばしば裁判官との面談を求める。 裁判所側は余り意味も無いと思っているようだが、弁護人の立場からは(もちろん書面により意を尽くすべきことは勿論であるが)裁判所の問題関心を探り、建設的に意見交換をし、[…]

見出しと言えば(法律事務所宣伝批判)

昨日の本欄で、見出しと名誉毀損の問題を取り上げた。 そこでふと思い出したのが、とある法律事務所の宣伝である。 その事務所は、A市に本部を置き、周辺他県に幾つもの支所を持つ。HPでは刑事事件の専門性が強調され、曰く、裁判所[…]

言論の自由をはき違えた公明党公式ツイート

公明党広報の公式ツイートが一部で話題だ。曰く、共産党は3Kであり、「汚い」「危険」「北朝鮮」だそうだ。 「危険」=危険!オウムと同じ公安の調査対象、というのだから驚く。仮にも公党への言動なのだろうか。 法律的に評価するな[…]

共謀罪成立の危機に思う

共謀罪の成立間近と報じられている。参院独自の審議実態は殆ど報じられていない印象である。 思えば、特定秘密法、安保法制、盗聴法改悪、共謀罪と、国家秘密と国家裁量ばかりが版図を拡大する一途の数年である。GPS大法廷判決が「私[…]

婚姻実体の論証

別居に合理的な理由が無い等として日本人配偶者の在留資格による在留期間更新がされなかった案件で、提訴後、並行して進められていた退令手続において日本人配偶者資格の在留特別許可が出るという経験をした。厳密さを欠くが、平成28年[…]

当事者は当事者席に

以前(本欄2016年9月20日付け)、身体拘束下の被告人でも弁護人の隣に着席して裁判を進めた控訴審案件を紹介した。 当事者を当事者席に座らせるという、言われてみれば当たり前のこのことは、だいぶ当たり前の光景にはなりつつあ[…]

「供述録取書」制度は廃止すれば良い

本欄を目にする方の多くには言うまでもなかろうが、捜査官の作成する供述録取書は公判での攻防を見据えると百害あって一利なしというのが私の持論であり、刑事弁護実務家にもさしたる異論無く一致を見るところであろうと思う。万全の状態[…]

検索エンジン考

共謀罪問題(数年前に司法福祉学会で御一緒させて頂いた新倉教授、日々貴重な御助言を頂いている松宮教授の国会での反対論には賛辞を送りたい)、加計学園問題(特に官房長官が告発者に対し私的行状を挙げて攻撃を加えるという異常さ)、[…]

裁判所は誤判原因の検証をしているのか(当然すべきである)

最近、たまたま札幌の「おとり捜査」再審の決定(札幌地裁平成28年3月3日)を読んでいたのだが、(迂闊にも今頃になって)新証拠は元警察官が確定審で偽証したと認めたこと等であることを知った。確定審では組織ぐるみで口裏合わせを[…]

刑法学会

数年ぶりに刑法学会に参加した(といってもWSで話題提供する局面だけだが)。秘密交通権について、裁判例を確認し、研究者の御意見を拝聴できたのは、やはり貴重な機会であった。土日に開催されるためもあり、なかなか参加できない時期[…]

おそるべし「裁判員裁判の抗弁」

周辺でちょいちょい言われる言葉だが、要するに裁判員裁判のせいで通常事件の審理が窮屈・変則・先送りになるということである。「そこから3週間は別件の裁判員があるので差し支え」等というように。 裁判員裁判であれ、通常事件であれ[…]

嫌疑とは(共謀罪)

最近の本欄が共謀罪関連ばかりとなっているが気にせず。 5月16日付け毎日新聞の報道によれば、例の一般人の対象性の問題について、「あり得ない」→「ボリューム限られる」→「嫌疑の段階で一般人でない」という政府答弁の変遷が皮肉[…]

産経新聞の幾つかの記事が誤報以下と思われることについて

私は産経新聞の読者ではないが、関心の赴くままに主としてウェブ上で記事を閲覧することがある。 そして、その記事が余りに誤りに満ちていて嗤える、ということを何度も経験する。 一新聞に噛みついていてはきりが無いが、少々目に余る[…]

共謀罪とGPS捜査

報道によれば、与党が維新の党と共謀罪で修正合意する見込みとなり、その合意内容の中に、付則としてGPS捜査の活用が盛り込まれる方針とのことのようだ。とんでもない事態である。 GPS捜査は、つい先日、最高裁大法廷判決により、[…]

国会中継を聞く(共謀罪関連など)

乗ったタクシーの中で偶々、国会中継を聞いた。議事録を読むことは多いが、中継を見る機会はそうない。 話題の森友学園について、首相が答弁していたのだが、記憶によれば「首相夫人が、学園での講演で色々と発言しているのだから、その[…]

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