弁護士コラム

弁護士コラム カテゴリー:その他

東電役員の強制起訴に思う

最初に断っておくと、当事務所でも2件、原発ADRを受任しており、原発事故について東電が賠償責任を果たすべきことについて、私は些かも疑問を持たない。とりわけ最近は、賠償拒否にも開き直りの姿勢が目につき、腹に据えかねていると[…]

またも国賠勝訴報告

某紙報道より引用。 「死刑が確定した元少年(註:再審請求中)とその弁護士が、拘置所(註:東京拘置所)での面会に職員が立ち会ったのは違法だとして賠償を求めた裁判で、東京地方裁判所は国に50万円余りを支払うよう命じる判決を言[…]

弁護士会照会について(その2・完)

相談客の方から「その2はまだか」と指摘された。誰向けとも言えない本欄を御覧頂いていたのは有り難いが、汗顔の至りである。 ということで、病理現象と言うべき拒否事例を挙げてみたい。 1.まずは某著名料理店の対応。 その日の特[…]

テロリストと手続保障

「ジハーディ・ジョン」が殺害されたという報道、ついでパリにおける同時多発テロの報道など、国際平和秩序への脅威とか第三次大戦といった言われ方をする現象の話題が相変わらず喧しい。 同時多発テロを受けては、何をきれいごとを、と[…]

LAC保険の勧め

日弁連リーガル・アクセス・センターが複数の保険会社等と協定して運営する弁護士費用保険(権利保護保険)のことである。自動車の任意保険に特約でつけられる弁護士特約はそれなりに普及しているが、LAC保険は、交通事故被害は勿論、[…]

対照的な投稿に思う

本年11月12日の毎日新聞朝刊に対照的な投稿が掲載された。 一方は一般の方の投書欄への投書で、要約すると、刑罰の上限をなくし刑罰を倍加させ、計画的殺人については被害者1名で死刑を適用すれば幸せな国になる、というもの。他方[…]

事件数(平成27年)

整理整頓の一環として、昨年11月(本欄掲載)に引き続き事件数を整理してみた。約1年を経て、どのように変わっているか。 刑事事件 捜査2、第1審12、控訴審4、上告審0、再審3(準備中含む) → 数字に大きな変動はないが、[…]

弁護士会照会について(その1)

弁護士会照会制度は、「弁護士会は、前項の規定による申出に基き、公務所又は公私の団体に照会して必要な事項の報告を求めることができる。」(弁護士法23条の2第2項)という制度であり、「依頼者→(委任契約)→弁護士→(申し出)[…]

問責理由の陳述を10分に制限(安全保障問題補足・完)

安保問題関連報道を見ていて、野党が数日に亘りフィリバスターを展開すれば余裕で会期末を迎えるのでは、と疑問に思っていた。抗議すべき内容があるときに5時間や6時間、話し続けるくらい、難しいことではない。まして、陳述者を交代し[…]

安全保障問題その2

1.この問題への私の立ち位置は既に書いた。従って、成立間際の攻防なるところへ至っているのを見て、ただただ暗澹として気持ちは浮かばれない。 ところで、世論調査によると安保法制の成立に慎重な意見が多数なのに政権支持率が上昇す[…]

安全保障問題その1

(6月末に執筆したあと、特に理由もなく放置していたが、時期遅れにならないぎりぎりのところで完成させた原稿である) 集団的自衛権を巡り、憲法を巡る報道、意見表明が活発である(集団的自衛権問題についての私の立ち位置がどうであ[…]

在留特別許可「は」好調

「は」の意味はさておいて。在留特別許可を求める事案が割と好調である。今年に入って3件の在留特別許可が出ている。うち2件は敗訴確定事案、うち1件は異議段階で認められた事案である。 【1】 偽装結婚により入国(有罪判決)、そ[…]

GPS国賠

割と報道されているので御存じの方も多かろうと思う。警察が、捜査対象者に無断で同人の車両にGPSを設置し、その行動を監視することを組織的に展開している問題である。 平成25年に福岡地裁で、本年に入って大阪地裁(2例)で、何[…]

不貞行為の慰謝料訴訟を三者で一括解決する方法論

珍しく民事の話題。割と件数をこなしている感のある、不貞行為に基づく慰謝料訴訟について、不貞された側Aが、その配偶者Bとの婚姻関係を維持したまま、不貞相手であるCだけを相手取った慰謝料請求をすることがある。この場合、BCは[…]

行政訴訟の勝訴判決が確定したので更新

3月25日に掲載した「・・・臭い物に蓋」で触れた行政訴訟の勝訴判決が確定した。行政訴訟の請求認容率は8%ちょっとと言われている(税務訴訟、在留関係訴訟、年金関係、生活保護関係等々で、相当に差があるのではないかと思うが、そ[…]

裁判所は弁明せず・・ではなく、臭いものに蓋

良い方の話題1つと、良くない方の話題2つを通して、件名について思うところを述べてみたい。 その1。平成27年3月19日、遺族年金訴訟(不支給処分取消請求)で勝訴した。名古屋地裁民事9部である。民事9部では、平成23年1月[…]

久々の更新

久々の更新。年が明けても入管事件が次から次と押し寄せ、なかなか更新の余裕が取れなかった。 依頼者Aが収容所で(私を)Bに紹介 → Bの依頼を受けた後、BがCに紹介 → 以下略、と いう流れでE、Fと続く。身体拘束を伴う案[…]

事件数(平成26年)

気が向いたので取り扱い事件数を数えてみた(実質複数件であっても訴訟として1件であれば1件とし、実質1件でも複数件に分かれていれば複数件に数えるので、絶対的に正しい数字というわけではないが)。 刑事事件 捜査3、第1審10[…]

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