弁護士コラム

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「毛髪宅下げ国賠」確定

本年9月21日に本欄で報告した「毛髪宅下げ国賠」は国側の控訴なく確定した。 これにより、刑事施設が生体試料の宅下げを被収容者処遇法50条の適用を受けないとして宅下げを拒むことはできなくなった、と言える。3号はほぼ問題とな[…]

ちょっとした取調べに同席

先日、「被害届と示談合意書との明細内容を付き合わせて、ついでに反省状況を録りたい」という愛知県警察(北警察署)からの要望を受けて、依頼者の取調べに同席した。 もう被害届も取り下げられた後だったので、警察的には「重要参考人[…]

事件数(平成30年)

事件数の整理も5年目。 総事件数は余り変化していないようだが、ここ数ヶ月でばたばたと終わっていった事件が複数あるので、新しい事件が匹敵するくらいには来ていると言うことだろう。 刑事事件は全体的に変わらない。成果は上がって[…]

仙台高裁、盛岡地裁の有罪判決を破棄し審理を差し戻す

件名のニュースが共同通信から配信されている。 【引用】「高裁の嶋原文雄裁判長は、検察側が安全な車間距離を具体的に明示せず、事故を回避できたかどうかの立証が不十分だったと指摘。『地裁は、安全な車間距離を独自に解釈して不意打[…]

東京高裁長官らが告発されたとのこと

例の岡口判事の分限裁判に関するブログに掲載されている資料には、同判事が、東京高裁長官らからtwitterをやめるよう叱責され、更に「分限裁判でクビになってしまったら・・」等と裁判官の身分を盾に取られた生々しい状況を記載し[…]

毛髪宅下げ国賠で勝訴

本日、名古屋地裁において、「毛髪宅下げ国賠」で勝訴した(地裁民事8部合議係、桃崎剛裁判長)。 事案は、弁護側で独自に依頼者のDNA鑑定をし直すべく、名古屋拘置所収容中の依頼者に毛髪の宅下げを指示したところ、名古屋拘置所長[…]

面会妨害に対する仮の差止め決定案件のその後

平成29年4月26日付け本欄で、再審の打合せのための面会を妨害され続けたことについて、行政事件訴訟法上の仮の救済措置が活用され、認容された事例を報告した。 その後、本案はどうなったのかと気にかけていたところ、この9月19[…]

裁判官の「身体検査」について考える

米国連邦最高裁判所判事の「身体検査」が話題になっている。 報道を総合して判断すると、カバノー候補が、「17歳の時、パーティーに同席していた15歳の女性を、酔余、寝室に連れ込み、服を脱がそうとした」行為が判事の適格性を失わ[…]

処分保留・再逮捕の繰り返しを抑止する方法について

昨日付け本欄で、不透明なまま不利益処分がどんどんと進んでいく恐ろしさを指摘したが、それを受けて書こうと思い立ったのは、常習的連続的な窃盗事犯の可能性があると裁判所側の認定する被疑者が、20日満期で逮捕勾留されること5回、[…]

岡口判事の分限裁判

岡口判事の分限裁判が報道されている。 本欄では、かつて、「裁判官の自由~SM趣味は恥ずべき事か?」と関連記事で岡口判事の言動を取り上げたことがあるが、別に同判事と気脈を通じているわけでは無い。ただ、ともすると不気味な沈黙[…]

警報と裁判所

第二室戸級と言われる台風接近を受けて時節柄。 知る限りにおいて、警報と期日取消を巡る基準はない。愛知県下でも相当数の自治体が前日から早々と休校を決めていても、裁判所がお休みになるというものではない。寧ろ画一的な基準を設定[…]

「不便な時間外受付と令状裁判」のその後

本年5月13日付け本欄にて、5月半ばに名古屋地裁宛に申し入れた業務改善提案について一部公開したところである。 その後、裁判所から、事実確認がどうのこうので、回答期限の延期を2度、求められ、ようやく昨日、一部の回答を得た。[…]

弁護人の取調べ立会を巡る再逮捕事例の顛末(そして国賠へ)

予め言うと、本欄平成28年8月9日で紹介した、古田宜行弁護士担当の件である。 従って(今回は)私は当事者ではない。 ただ、掲載価値があると判断し、取り上げさせて頂く次第。 経過の詳細は前記記事(http://www.ka[…]

逃走事件と秘密交通権

保守点検等でウェブページの更新が出来ない間にも、色々と出来事があった。 富田林署の件、処分撤回の場合は国が沖縄県に賠償請求を検討している件、自身の身に降りかかったこととしては本年3月の無罪判決を1件、覆されたこと(規範意[…]

やはり初動

午後6時、逮捕の一報を受ける。翌日送致予定とのこと。 罪名から判断するに勾留を回避できる可能性はありそう。よりにもよって片道1時間を要する代用刑事施設のため翌朝送りにしたい誘惑を払い除け、午後9時すぎから接見。 逮捕され[…]

裁判所職員が国側の手先を務めて良いのか?

現在、名古屋高裁に係属している国賠事件で、衝撃的な出来事に遭遇した。 国側から提出された書証が、「名古屋法務局訟務部 御中」の「名古屋地方裁判所刑事次席書記官」名義の「調査報告書」だったのだ。 つまり、国側の代理人を務め[…]

余りに情けない調書異議の事例

先日、片山健裁判官(現・名古屋地裁民事第5部)に対し忌避を申し立てた。 余りに強引な弁論終結に対し、瞬発的に言わずにはいられなかったのだが、ここでの話題は、その後の手続的な処理についてである。 この事案は私自身が原告の国[…]

やはり最高裁判所の判断に違和感

本欄平成29年12月6日で、「最高裁判所の判断に違和感」として、理論的ではなく、公営放送は守り、福祉給付を受けるべきものは切り捨てる姿勢を感じると指摘した。 近時接した、平成30年7月17日の最高裁判決は、やはりNHKの[…]

「供述録取書等」

この標題にピンと来て、本欄の話題を察する弁護士は、整理手続に専門的に取り組んでいると言えるかも知れない。 「供述書」でもなく「供述調書」でもない、「供述録取書等」という用語の定義は、現在は刑訴法290条の3においてされて[…]

灰色のユーモア(私の昭和史ノォト) 和田洋一・著

「獄中メモは問う 作文教育が罪にされた時代 (道新選書) 」を読んだ後に、全くの偶然に、件名の書籍を読んだ。 戦中の京都で文芸活動を治安維持法に問われた著者が、判検に被疑者自身まで加わって事件を作り上げていく経過や被収容[…]

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