弁護士コラム

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再審請求中の死刑執行

言わずと知れた今回の7人の死刑執行(という名の大量殺人)について。 報道によれば、少なからず再審請求中であり、初めての再審請求中だった方もおられたということである。 現行法上、再審請求中の執行を禁じる規定はないし(再審請[…]

これは良い保釈決定

本日付け岐阜地裁の保釈却下決定に対する準抗告認容決定は、味わい深い、良い内容だった。 事案は、面識ある未成年者への性犯罪であり、公訴事実を否認している。 この種の事案では、「否認しているから被害者に働き掛ける現実的可能性[…]

ちいさなちいさな一項破棄

名古屋高裁で事実誤認の一項破棄。久方ぶりだ、と告白せざるを得ない。前の一項破棄が、いつの、どのような事件だったのか、俄に思い出せない時点で重症である。 近時、一審の争点の立て方が拙く、「お互いに自分が青というどちらが正し[…]

岐阜地裁、傍聴席でのノートパソコン使用を全面禁止に

傍聴席ノートパソコン国賠を提起した当時、懸念していた「反動」として、傍聴人注意事項板に「ノートパソコン禁止」と書き加えられるのではないか、ということがあった。 本日現在(6月23日確認済み)、幸いにして名古屋地・高裁でそ[…]

DV被害を構造化するかの毎日新聞記事

本年6月20日の毎日新聞朝刊、人生相談欄を読んで、非常に驚き呆れた。 「夫はイライラすると家族を怒鳴ります」「キレた時は嵐が通り過ぎるのを待つしかない状況です」等として、「キレる夫への対処法」を問う、人生相談に、ヤマザキ[…]

警察の「ウソ」

先日、急遽、接見が必要になり、平日9時台、某署の代用刑事施設に赴いたところ、「予約していないと基本的に接見できない」に始まる実に乱暴な対応を受け、かつ、予約がなかったため対応できる職員がいないという理由で結構な時間、待た[…]

ボールペンの差入れ@裁判所構内接見

標題だけ見ても、なんのことやら、かもしれない。 先だって、依頼者(被疑者)と裁判所構内で接見し、文書に署名を貰う必要があったので当該文書を差し入れた。ここまでは普通である。 で、裁判所職員に「筆記具はそちらで貸して下さい[…]

被告人席に座る

本日、仙台高裁で被告人席に座った。 といっても、勿論、起訴されたわけではない。 問題になったのは、本欄でも取り上げている、「SBM」=シット・バイ・ミー(高野隆弁護士提唱)絡みである。被告人を弁護人席に、弁護人の隣に着席[…]

愛知県警の痴漢撲滅広告について

大阪の亀石弁護士がツイッターで取り上げているが、「そちらでも是非」とのことだったので、本欄でも取り上げたい。 愛知県警の痴漢撲滅広告「あの人、逮捕されたらしいよ」がウェブ上で話題である。 知り合いが逮捕されたらしい女性2[…]

「接見交通権の理論と実務」(現代人文社)の宣伝

本年6月付けで標記の書籍が発刊される。 帯の宣伝文句を引用するなら、「接見交通の現状と判例・学説の到達点を確認。接見妨害をめぐる国賠訴訟ケースを収録し、闘うための理論上・実務上のポイントを提供。」とあるように、第1部に主[…]

傍聴席でノートパソコン・・・の国賠が新聞報道

先日も本欄で取り上げた、傍聴席でのノートパソコン使用を巡る国賠が、東京新聞の「こちら特報部」欄で取り上げられた(本年5月27日、26面)。 メモを取る権利との調整がされていないことに向けられた私の問題意識が全て理解された[…]

ケンブリッジの卵

このところ読んだ本の中では、知的興奮に誘われること一番と言える。 そして、 ・不思議に気づくこと ・力を合わせること ・自分に誠実であること ・わかりやすく説明すること がとても重要だという、これは裁判の世界にも通じよう[…]

ノートパソコン国賠の顛末

1.かつて本欄で報告した、法廷傍聴記録作成のためのノートパソコン使用を禁じられた件についての国賠は、残念ながら請求を棄却された(現在控訴中)。 今にして思えば、政策的提言を伴う類の国賠は一人で抱え込むものではないという感[…]

録音録画の冒頭告知

現在の実務では、取調べの録音録画に際しては、冒頭でこれを告げる。告げないまま録音録画することは、秘密録音に相当し、刑事手続的には違法の疑いが強いからであろう。 実際的にも、録音録画の有無により弁護人の助言する方針が変化す[…]

不便な時間外受付と令状裁判

折に触れて書いている認識だが、逮捕勾留に土日はないから、裁判所は然るべき体制を構築して間断なく令状裁判を執り行う。 ということは、弁護人も又、巡り合わせ次第では時間外であっても裁判所と連絡を取り合い、正しい令状裁判を行っ[…]

刑事「専門」事務所の誇大広告疑惑

ひょんなところからたどり着いた、とある刑事「専門」事務所のHPに、「昨年度」の実績が掲載されていた。 曰く、「昨年度は220件の不起訴・無罪を獲得いたしました」というのである。 一見して、誇大広告と感じる。 少し検討して[…]

「証拠が足りなければ、素直に無罪にすべき」

今更ながらに原田元裁判官の「裁判の非常と人情」を読んだ(話題書というものはどうしても敬遠しがちになる悪い癖がある)。言うほど「非常」の部分は無く、他方で実直な金言に幾つも出会えたことは収穫であった。 本欄表題は、その48[…]

身体拘束からの解放を目指す捜査弁護(研修)

題するとこうなろう、静岡県弁護士会から依頼を受けた研修を実施した。 現地での準抗告認容を含む早期釈放例の報告は興味深く、大麻取締法違反、毒物及び劇物取締法違反(シンナー)の、それも成人の案件が複数報告されていたのには些か[…]

電子機器を巡る接見国賠

電子機器を巡る接見国賠は依然として一進一退が続いているようだ。 平成29年12月には、大阪高裁で、要旨「ノートパソコンの持ち込みを禁じるには刑事施設の規律および秩序を害する結果を生ずる具体的なおそれがあると認められること[…]

「心外な準抗告棄却」の顛末(→勾留取消)

本欄4月4日付けで、勾留決定に対する準抗告が“事後審純化路線”で審理された結果、予想外に棄却されたことを取り上げた。 憤懣やるかたなく、翌5日付けで勾留取消を申立て、本日6日午前、無事に認容された(小川貴紀裁判官)(勾留[…]

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