弁護士コラム

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刑事弁護リーダーズネットワーク

先日、「刑事弁護リーダーズネットワーク」への掲載のお誘いを頂いた。 https://www.keijibengoleaders.net/ 運営している弁護士や掲載弁護士を選定する「選定委員会」の顔触れは、全国単位で名の知[…]

刑事裁判の管轄移転請求(最二小平成28年8月1日決定)

刑事訴訟法にも管轄移転請求の制度があるが、その裁判所では冷静・公正な審理が期待できないことを理由として管轄移転請求されることは、数自体、数えるほどしかなく、認容事例など無いだろうと思われる。 米国では、オクラホマビル爆破[…]

(在宅)被疑者が取り調べに弁護人を同席させる権利~特別編・第2弾

これまで本欄では、「(在宅)被疑者が取り調べに弁護人を同席させる権利」を実効あらしめるための理論及び実践を説明し、あわせて「特別編」として、勾留却下後に弁護人同席で対立した挙げ句に同一被疑事実で逮捕→即日勾留請求という経[…]

相模原殺傷事件を受けた動きに思うこと

相模原殺傷事件、という名前で報じられているが、一連の報道を見ていると、相変わらず軽率な動きが目につく、と言わなければならない。 まずマスメディアである。被疑者に複数の精神病診断名が与えられていること、措置入院歴もあること[…]

集団的自衛権

関弁連の最新の会報における特集が憲法問題であった。巻頭の言に偽りなく、多様な問題を盛り込んだ意欲的な特集であった。 とりわけ関心を惹いたのは、集団的自衛権がどのように登場したかについて研究した論考である。それによれば、集[…]

自民党による「偏向」教育調査

(前註:当HPは特定の政治的立場に立つものではなく、政治色を出すことも敢えて避けているものではあるが、立憲主義や憲法自体が侵されようという動きに対して、法律家として発言することは躊躇わない) 報道等によれば、自民党が偏向[…]

夏から秋にかけての研修

7月 京都(整理手続) 7月 埼玉(責任能力) 9月 三重(整理手続) と、このようになっている。多摩、札幌から足かけ半年で整理手続研修を4単位会で引き受けていることになる。 整理手続終了段階で主張が受け入れられる見通し[…]

岡口裁判官問題について高裁長官に抗議文を送付

前回のブログ「裁判官の自由~SM趣味は恥ずべき事か?」について、考えるに付け、問題だという感が、いや増す。 そこで高裁長官に抗議文を送付した。末尾に部分転載しておく。 さて、もう一度、議論を整理してみる。もし投稿画像が、[…]

裁判官の自由~SM趣味は恥ずべき事か?

一部報道されたことであるが、「自身とみられる男性が縄で縛られている画像」を自身のツイッター上に投稿した現職裁判官が、所属裁判所長官から厳重注意を受けた、とのことである。 報道内容や、これに対し的を射た弁護士のコメントにつ[…]

無罪判決報告

政令に定める数値以上の酒気を帯びた状態で物損事故を起こした(酒気帯び運転)が、事故を報告しなかった(報告義務違反)という公訴事実に対し、前者を争い、後者の有罪は認めた事案で、本日、無罪判決を得た(名古屋地裁刑事第4部単独[…]

複数弁護人による弁護

裁判員裁判では、検察官は3名体制で臨んでくることも多く、弁護士会も、国選事件では原則2名体制にすることを裁判所に求め、現状まで受け入れられている感がある。複数にすれば、それだけ手厚く、分業も出来、良いことずくめに思える。[…]

ABA 死刑事件弁護人の選任及び任務のためのガイドライン

何かの研修の資料で配付されたものを改めて読んでみたところ、要諦ではあるがきめ細やかに行き届いたガイドラインであった(ウェブ上で検索すると仮訳を読める)。 その中で自戒させられたのは、「10.3 仕事量に関する弁護人の義務[…]

刑訴法「改正」可決に思う

既に報道されているように、刑訴法改正案が成立した。 盗聴範囲の拡大と要件緩和、司法取引は、必ず弊害がもたらされる。密かに、反対尋問権の更なる制約も進んだ。これに対し得られたのは、検察官手持ち証拠リストの開示と、限定的で中[…]

執行猶予のための弁護活動(座談会企画)

昨日(5月14日)、愛読誌でもある季刊刑事弁護の座談会企画に出席した。詳細は、特に問題がなければ本年7月発売の87号に掲載される予定とのことなので、そちらを参照して頂きたい。 企画としては、執行猶予のための弁護活動という[…]

刑事訴訟法「改正」案について

現在、参議院で審議されている改正刑訴法は、大ざっぱに要点をまとめれば、(1)裁判員対象事件及び検察独自案件について取り調べの全部録画を義務付ける一方で、(2)盗聴の拡大や、(3)司法取引の導入など、新たに捜査を「やりやす[…]

在宅被疑者が取り調べに弁護人を同席させる権利~特別編(後編)

前編では、弁護人の同席を巡り検察官と弁護人とが押し問答になる間に、検察官が依頼者を逮捕し、即日起訴すると共に、勾留職権発動の促しまでしてきたこと、名古屋地裁の横井千穂裁判官がこれを認めてしまったことまで述べた。 7.当然[…]

在宅被疑者が取り調べに弁護人を同席させる権利~特別編(前編)

1.本年3月15日付け本欄で、件名の同席権を論じた。「同席を求めることは不当では無い」とした名古屋地決平成20年10月27日は、刑事専門誌である季刊刑事弁護58号にも収録され、少々大げさに言えば刑事弁護実務に一つの光を当[…]

世直し効果、現る

本欄本年2月23日で紹介した国賠勝訴案件は、国側の控訴は無く、当方の勝訴部分は確定した。 既述の通り「死刑が確定した再審請求者と弁護人との打合せに刑事施設が立会を付することが許されるか、という問題が主要争点」の事案である[…]

病院カルテの謄写手数料

病院からカルテを入手することは、医療事件は勿論、交通事件、刑事事件等の幅広い分野で多く経験する。 カルテの謄写には、当然、相応の手数料がかかるのであるが、病院間で相当にばらつきがあり、外部利用者からは不便この上なく、不便[…]

(在宅)被疑者が取り調べに弁護人を同席させる権利

実務上、身体拘束下にある被疑者には取り調べ受忍義務があると言われている。これに対し、在宅被疑者に取り調べ受忍義務が無いことに概ね争いは無く、従って在宅被疑者は、取り調べを要請された場合、応じるか否かを決定する自由がある。[…]

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