弁護士コラム

弁護士コラム カテゴリー:刑事弁護

春日井警察のウソのその後

本欄本年11月27日付けで、在宅被疑者が取調室に弁護人との連絡用の携帯電話を持ち込む件について、春日井警察所属の警察官がウソをついたことを紹介した。翌11月28日付けで、署長に対し、謝罪や改善教育の徹底を求める書面を送付[…]

「愛知刑事弁護塾」を設立

かねがね、刑事弁護の理論と実践に資する勉強会が必要だと感じていた。 本来であれば刑事弁護委員会がその母体となるべきだろうと、在籍当時は、「量刑データベース」や「準抗告事例研究」等を媒体に試み、落後しない数名を核として確か[…]

悲しくなるほどの警察官のウソ

本欄本年6月16日付け「警察の「ウソ」」や、10月12日付け「犯罪捜査規範を読まない警察官」で取り上げていることだが、仕事柄の折衝の限りで言うと、警察官はとにかくウソをつく。間違ったことを押し通そうとし、抵抗や反論に遭う[…]

名古屋地裁、またもやらかす

本欄本年10月10日で、「これでいいのか接見等禁止決定」と題した接見等禁止決定の事例を紹介した。 実父との関係で既に解除されているのを見落としたのか、それとも相応の理由をもって復活させたのか、本当のところは分からないが、[…]

被害者参加人の心情意見陳述と、異議

近年の刑訴法改正における被害者の関与の一つとして、いわゆる心情意見陳述がある。 その心情を情状と考慮することについてはあってしかるべきであるが、方法論としては基本的に尋問でやれば良く、どうして反対尋問権を認めない意見陳述[…]

黙秘と勾留延長

起訴前勾留が遂に5か月を超えた依頼者に対し、更に10日間の勾留延長(8件目)が認められるという異常事態に、剰え延長理由に「被疑者取調未了」が掲げられているという事態を目の当たりにし、なかなか平静では居られないところである[…]

最一小平成30年10月25日判決に思う

事件名「接見妨害等国家賠償請求事件」。 刑事被告人について、保護房収容中を理由に、弁護人から接見申出があったことも伝えず接見をさせなかったことの違法性が争われた事案である。 最高裁判決の結論を一言で言えば、「連れ出せない[…]

在宅被疑者が取り調べに弁護人を同席させる権利~第3弾

またまた、在宅被疑者が取り調べに弁護人を同席させる権利を巡り、逮捕事案となるも勾留請求が却下されるという出来事が発生した。(幸いにして私の担当案件ではなく、)今度は大阪方面から聞き知った事例である。 なお、関連する本欄の[…]

裁判員裁判「振り返り会」

おそらく各地で行われているのだろう、裁判員裁判後に法曹三者が非公式に集まり、その事件の(主として)手続面や進行面、裁判員の反応の善し悪しなどについて振り返る催しである。独りよがりにならないためにも実に興味深いものなのだが[…]

犯罪捜査規範を読まない警察官

安城警察署と取調べ同席を巡って揉めている。 罪名で言えば裁判員対象事案、事件直後に措置入院となり数ヶ月という依頼者の属性もあり、最大限慎重な対処が要求される事案である。 例のごとく「やっていない」というので、「やっていな[…]

これでいいのか接見等禁止決定

まずは実父部分を除外した準抗告の認容決定を引用。 「一件記録に照らし、また、準抗告申立書添付の資料からうかがわれる被疑者とその父との交流状況や、父との交流がなお若年といえる被疑者に与える肯定的な影響にかんがみ、被疑者の父[…]

「毛髪宅下げ国賠」確定

本年9月21日に本欄で報告した「毛髪宅下げ国賠」は国側の控訴なく確定した。 これにより、刑事施設が生体試料の宅下げを被収容者処遇法50条の適用を受けないとして宅下げを拒むことはできなくなった、と言える。3号はほぼ問題とな[…]

ちょっとした取調べに同席

先日、「被害届と示談合意書との明細内容を付き合わせて、ついでに反省状況を録りたい」という愛知県警察(北警察署)からの要望を受けて、依頼者の取調べに同席した。 もう被害届も取り下げられた後だったので、警察的には「重要参考人[…]

仙台高裁、盛岡地裁の有罪判決を破棄し審理を差し戻す

件名のニュースが共同通信から配信されている。 【引用】「高裁の嶋原文雄裁判長は、検察側が安全な車間距離を具体的に明示せず、事故を回避できたかどうかの立証が不十分だったと指摘。『地裁は、安全な車間距離を独自に解釈して不意打[…]

毛髪宅下げ国賠で勝訴

本日、名古屋地裁において、「毛髪宅下げ国賠」で勝訴した(地裁民事8部合議係、桃崎剛裁判長)。 事案は、弁護側で独自に依頼者のDNA鑑定をし直すべく、名古屋拘置所収容中の依頼者に毛髪の宅下げを指示したところ、名古屋拘置所長[…]

処分保留・再逮捕の繰り返しを抑止する方法について

昨日付け本欄で、不透明なまま不利益処分がどんどんと進んでいく恐ろしさを指摘したが、それを受けて書こうと思い立ったのは、常習的連続的な窃盗事犯の可能性があると裁判所側の認定する被疑者が、20日満期で逮捕勾留されること5回、[…]

「不便な時間外受付と令状裁判」のその後

本年5月13日付け本欄にて、5月半ばに名古屋地裁宛に申し入れた業務改善提案について一部公開したところである。 その後、裁判所から、事実確認がどうのこうので、回答期限の延期を2度、求められ、ようやく昨日、一部の回答を得た。[…]

弁護人の取調べ立会を巡る再逮捕事例の顛末(そして国賠へ)

予め言うと、本欄平成28年8月9日で紹介した、古田宜行弁護士担当の件である。 従って(今回は)私は当事者ではない。 ただ、掲載価値があると判断し、取り上げさせて頂く次第。 経過の詳細は前記記事(http://www.ka[…]

逃走事件と秘密交通権

保守点検等でウェブページの更新が出来ない間にも、色々と出来事があった。 富田林署の件、処分撤回の場合は国が沖縄県に賠償請求を検討している件、自身の身に降りかかったこととしては本年3月の無罪判決を1件、覆されたこと(規範意[…]

やはり初動

午後6時、逮捕の一報を受ける。翌日送致予定とのこと。 罪名から判断するに勾留を回避できる可能性はありそう。よりにもよって片道1時間を要する代用刑事施設のため翌朝送りにしたい誘惑を払い除け、午後9時すぎから接見。 逮捕され[…]

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